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03月31日-15号

  • "介護老人福祉施設"(/)
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  1. 宜野湾市議会 2000-03-31
    03月31日-15号


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    平成12年  3月 定例会(第269回)     平成12年第269回宜野湾市議会定例会会議録(第15日目)                           午前10時00分(開議時刻)                平成12年3月31日(金)                           午後1時21分(閉会時刻)1.出席議員(29名)      議席番号  氏名     議席番号  氏名        1  桃原 功      2  新垣清涼        3  知名定光      5  伊波一男        6  仲村春松      8  島袋亀次        9  呉屋 宏     10  伊佐光雄       11  屋良朝秀     12  宇江城昌健       13  上江洲安儀    14  大城政利       15  恩河徹夫     16  呉屋 勉       17  伊佐敏男     18  上地安之       19  澤岻安政     20  玉那覇 繁       21  我如古盛英    22  伊波廣助       23  伊佐雅仁     24  知念吉男       25  知念忠二     26  伊波善雄       27  前川朝平     28  佐喜真祐輝       29  又吉清義     30  平安座唯雄       31  天久嘉栄2.欠席議員(なし)3.欠員(2名)4.説明のために出席した者      職名     氏名        職名     氏名    市長      比嘉盛光     助役      宮城 章    収入役     當山盛保     教育長     高宮城 昇    水道事業管理者 米須清信     総務部長    喜瀬昭夫    企画部長    崎間興政     市民経済部長  石川幸栄    福祉部長    多和田真光    土木建築部長  我如古善一    都市開発部長  仲村春英     基地政策部長  具志清栄    教育部長    島袋正則     指導部長    長浜勝廣    消防長     神里常厚5.議会事務局出席者      職名     氏名        職名     氏名    事務局長    大城清政     次長      桃原正秀    庶務課長    長嶺 健     議事係長    松川正則    主任主事    瀬名波 稔    主任主事    新城康子6.会議に付した事件は議事日程第15号のとおりである。               議事日程第15号          平成12年3月31日(金)午前10時開議 日程第1 議案第6号 平成12年度宜野湾市一般会計予算 日程第2 閉会中の継続審査申し出について              (総務常任委員会) 日程第3 閉会中の継続審査申し出について              (建設常任委員会) 日程第4 閉会中の継続審査申し出について              (経済民生教育常任委員会) ○議長(天久嘉栄君) おはようございます。ただいまから第269回宜野湾市議会定例会第15日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配布してあります議事日程表第15号のとおり進めてまいります。 日程第1.議案第6号 平成12年度宜野湾市一般会計予算を議題といたします。本件に対する質疑を許します。呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) では、きのうやる予定だったのですけれども、きょう朝一番にさせていただきます。 それでは、予算説明資料の12ページをお開きいただきたいのですが、そこの中の説明の欄、3款の民生費の14というのでしょうか、これは、説明の番号が入っているのですけれども、介護老人福祉施設等の特別会計、あるいはまたその12番の国民健康保険特別会計繰出金事業、特にこの国民健康保険特別会計への繰出金5億7,200万円、12年度の予算そういうふうになっているのですが、11年度、10年度を調べてみますと、当然これ9,700万円が10年度で、11年度が1,500万円ということで、これは本員は、なぜこんなになるのかなということを調べてみますと、先の委員会でもあったのですけれども、かなり予算の組み方というのでしょうか、そういうところで少し本年度から変えていっているのだという説明でありました。 しかし、これいまの時点で比べることはできないのですが、11年度は、難しいかもしれませんけれども、11年度の見通しと、それと10年度の決算ベースでの繰出金、結局いくらになったのか、その辺ちょっと説明をいただきたいのです。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時02分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時03分) 福祉部長。 ◎福祉部長多和田真光君) お答えいたします。11年度分については、まだ医療費等の請求の整理ができませんので、全体的な見通しはいまのところちょっと数字的には申し上げかねますが、10年度が7億3,769万4,000円ですね。それから、9年度が9億4,284万3,000円、こういう状況になっておりまして、10年度は予算規模で12億2,900万円余りが計上されています。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) これについては、予算の組み方で多少の違いはあると思います。ただ、本員が言いたいのは、どうも国民健康保険、これについては私ども10月の研修でしたか、11月でしたか、経済民生国民健康保険の勉強会というのでしょうか、行ったのですけれども、この中で宜野湾は税の徴収ではかなり成功しているということで承っていますし、よく頑張っておられるなという感じもしました。 ただ、問題は国から93%の徴収率をもってすると、施策展開がいろいろできる。あるいはそのまま交付税にかなり転嫁もしていただけるということで承っているのですけれども、この分について、どうもこの入ってくる税に目が奪われているのではないだろうかと、出ていくほう、つまり医療費の対策、この部分がしっかりしているのだろうかというのが気になりまして、質疑をさせていただいているのです。これは、生き生き健康教室だとか、先だって私質問させていただいたのですが、でーびる講座だとか、そこはそこで施策を打っているのだと思います。ただ、その施策が非常に弱い気がする。継続的になっていない。半年間は我々は面倒見ますよと、しかしそれ以上、本当にそれができるようになっているのか。本当にその講座を受けている人達がそのまま継続をしていただかないと、この事業はなかなか芽を出せない。半年あればいいという問題でもない。これ教育委員会の中に社会体育があるのですが、社会体育は健康の人達のプロジェクトだからいいと思うのです。こういうのは例えば、高血圧で非常に悩んでいるだとか、あるいは糖尿を持っているだとか、そういう人達のでーびる講座は講座のはずなのです。プールの事業もやっておられるでしょう。しかし、これにもう少しクラブ活動というか、息の長いクラブをつくっていかないと、このあたりの施策というのは非常に弱い気がしてならないわけですね。 ですから、国保でも徴収を中心にやっていく部分、それと講座を中心にしてそれを抑える部分、これが両輪でいかなければいけないと思うのです。例えばこのところで聞かせていただくのですが、もう一つ、ちょっと方向を変えて質疑させていただきますが、本予算の225ページ、ここの一番下のほうに、225ページの一番下のほうに市民プールの使用料というのがあります。教育委員会に逆にお聞きしますけれども、この市民プールの使用料、いま何名ぐらいで使っておられるのか、ちょっと説明をしていただけますか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時07分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時11分) 教育部長。 ◎教育部長島袋正則君) 大変申しわけございません。お答えをいたします。ただいま人員については、いま確認中でございまして、平成9年度に3カ月程度のオープン、それから10年度は2カ月、11年度、2カ月ということで、計数的な数値だけを申し上げておきたいと思います。 平成9年度が3カ月で13万2,000円、平成10年度が14万4,000円、平成11年度が約18万円程度の見込みをしております。あと人員については、確認をして後で説明をしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) 別に人員が大きくここにかかわってくるということじゃないですので、いじわるな質疑でもないですし、ただ本員が言いたいのは、この市民プールの稼働率、当時私がちょうど臨時職員の初年度だったと思うのですけれども、22のときでしたかね。市民プールはでき上がったのです。あれからもう19年、20年がたとうとしている。ここの中で、あの当時は小学校にプールが併設されていなかったのですね。だけれども、いま非常に整備状況がよくなってきている。であれば、この嘉数市民プールの今後の使用をどうしていくのかと、いま福祉部のほうでプールの使用をしているはずです。これは、ラグナガーデンですか、冬でも使えるようにラグナガーデンに協力をいただいて、そこで水中運動をやっている。私達には、やっぱり嘉数のプールがあるわけです。当然これは夏場は子供達が夏休みでかなり使う。それはそれで結構だと思うのです。ただ、この辺いま医療費を何とか抑えようとする施策がこの水中運動のはずなのです。であれば冬場も100%稼働できるように整備をしてみてはいかがなのかなと、ここにかかるものを抑制するために、何とか例えば1億円程度かかるのであれば、それのどこからか補助金を探していただいて、あるいは2分の1補助ぐらいで造れるような施策がないのか、これは継続的にこれから少子高齢化が続くと言われている。ピーク時は2015年だとも言われている。これからそういうような状況が起こり得るわけです。であれば後手に回らないように、その市民プールの整備含めて温水化というのでしょうか。屋根をつけて、できるだけそこで朝から、10時程度からいまでーびる講座もやっていますし、水中運動もやっていますから、10時程度から稼働ができるようなものができないのかどうか、教育部長、その整備の予定があるかどうかをちょっとお尋ねをして、その市民プールの活用の仕方、温水化できるものの施策を持っておられるのかどうか。あるいは整備する予定を何とかつくっていただけるのかどうかを、少しお聞きをしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 教育部長。 ◎教育部長島袋正則君) お答えを申し上げます。御案内のように、私どものプールについては、年に2~3回、2カ月か3カ月の期間をオープンしている状況でございます。そこで御案内のように、各小学校のプール開放を併せてやっている状況がございます。いま御指摘の温水プールにかかる件については、やはりリハであるとか福祉部門との連携が非常に大事になってくるかと思います。そういうことでは福祉の分野、あるいは保健の分野含めて協議をしながら検討する必要があるかと思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) 本員は、社会体育の前身である保健体育のあがりだったのですが、ただ10款のこの2目、体育施設という位置づけでこのプールはあるわけであります。ただ、果たして体育施設としての使用のほうがいま需要が本当に高いのかなという感じがしまして、小学校だとか中学校のプール整備もかなりいっていると思うのですよね。でも、もちろん一般の方々が使うということであれば夜なのですよね、平日、これは夏休み、冬休み関係なく。ということになりますと、朝の、この疾病をお持ちの方々に何とか朝から年がら年中稼働できないか。もちろんこれはかなりの持ち出しになるのかなという気もします。財政面を心配しますと、そういうことも考えられるわけでありますけれども、しかし先程言いました今度の予算の中でも繰出金が5億7,000万円になっている。さっきお聞きした9億円だとか7億3,000万円だとかと、去年、一昨年、そういう金額を考えてみますと、これはまだ十分にそこに手が打てるんじゃないのか。福祉と体育を合併したような形のプール使用というのができないものなのかなというところが気になって、質疑をさせていただいたわけでありまして、この辺もし検討の余地があるのであれば、何とか抑制策として、医療費を何とか抑えるために、いろいろな施策を展開していただきたい。これは、もちろん予算が出ていくからそれを抑えたいためだけの施策じゃなくて、市民が本当に幸せに暮らすためには、そういう疾病をできるだけ抑えていくのが我々の務めだと思いますので、ひとつその辺市長、何とか努力をしていただきたいなと思います。 これは、この辺にとどめておきまして、もう一つ、109ページをお開きいただきたいのです。109ページのこれは19番の説明、特別保育事業、これ私立分ですね。5,665万円の計上がなされています。この特別保育事業というのは、保育事業を総括したようなかたちで入っていますよね。この特別保育事業というのはないわけですから、事業名は。ですから、その事業名は何々が入っておられるのか、少し御説明をいただけますか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時17分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時18分) 福祉部長。 ◎福祉部長多和田真光君) ただいまの質疑の前に、先程国保との絡みで繰出金の問題がございましたが、御指摘のとおり私どもは医療費の問題につきましては、全員の徴収率の問題、それがまず一つ、そしておっしゃるように医療費適正化事業というものを私ども2本柱として据えております。これに関して保健事業等もやっているわけなのですが、ただ、いかんせんこの事業の中には教育面というものも含まれておりますので、それがなかなかすぐ効果として出てこない面も一部にはございます。ですから、その辺も含めまして、今の国保でやっている事業、そして私どもの保健予防課でやっている事業、それから教育委員会サイド社会教育社会体育、そういうものを含めましていろんな議論も重ねながら、その辺の抑制策を万全にしていきたいというふうには思っております。 それでは、先程の特別保育事業について申し上げます。今回、前年度に比して結構多くなっておるのですが、これは11年度までは夜間保育、それから一時保育というものが別立てでのっておりましたが、新年度から統括するようになっております。夜間保育分が840万円、一時保育分が330万円でございます。それから、併せて障害児保育、そして開所延長保育等が組み込まれております。
    ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) あまり時間もないですから、まとめて質疑をさせていただきますけれども、実は厚生省の事業の中には、かなりの事業が入っているわけですね。いま手元に資料を持っているのですが、低年齢児保育、あるいは先だって公明党の大城政利さんが質問をしていました子育て支援センター、この事業もここの中には入っているわけです。この子育て支援事業も国が3分の1、県が3分の1、あるいは市の持ち出しが3分の1ということになっているわけですね。この子育て支援事業というのは、非常にいま政利議員がおっしゃるように、かなり需要度があるわけです。需要もあると思います。ただ、それを気づかれていないところがかなりあるので、何とかこれの導入ができないのかなと、本員、今年11年度もずっと議論を重ねてきたのですけれども、これを何とか芽出しができないものか、その辺のことを少し予定も、これは小規模、大規模あると思います。2通りありますので、その辺も含めてちょっと御答弁いただけますか。 ○議長(天久嘉栄君) 福祉部長。 ◎福祉部長多和田真光君) お答えいたします。御指摘の点につきましては、私ども児童育成計画に則って着々と進めないといけないということは頭に置いているつもりです。ただ、同じような繰り返しになるのですが、そこに財源というものも伴うということもまた御理解願いたい。そして、新年度予算でまだ財源としてのっていない分が、6月から施行されます児童手当の年齢枠拡大という問題もございます。 それから、乳児医療助成の去年、10年からやっております事業についても、平年化になってまいりますし、そして併せて保育所の定員枠拡大による一般財源等も必要になってまいります。それでも合わせますと、通年ベースで1億円余り必要になってまいりますので、その辺も含めながら、勘案しながら、新規事業の立ち上げは、できるだけ積極的に対応をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) 2分半しかありませんので、提言だけにさせていただきますけれども、この辺の事業はかなりありますので、少し事業メニューも参考にしながらやっていただきたい。 ちょっと関連をしまして、昨日、上地議員が質疑しました144ページの観光物産センターについての、ひとつ検討の余地があるのであれば検討していただきたい。まだ、全体構造が我々のところに見えないものですから、質疑させていただくのですが、この都市機能用地については、都市機能用地の中に観光物産センターもある。あるいは、これからいろいろ進めないといけない事業もかなり持っておられるようです。ただ、私は保育の部分からしか見ていないのかもしれませんけれども、実はいま58号沿いには非常に保育園が少ないわけですね。いま、うなばら保育園マーシー保育園の二つしかない。しかし、330号線沿いにはかなりの保育園が整備をされています。私たちが例えば野嵩で働いて、いま市長がおっしゃるように雇用の増大だとおっしゃる、この1,000名クラスの規模のこの雇用だというような部分で都市機能用地を考えておられる。であれば、働きに行く女の人がそこで子供が、その周辺で子供が預けられるのであれば非常にいいわけです。働き終わって野嵩まで、野嵩の保育園に迎えて、それからお家に帰るのではなくて、出勤しながら一緒に職場の近くの保育園に預けられるのであれば、非常に迎えに行くときに単時間で迎えにいける。民間というのはだいたい6時ぐらいまでは、みんな仕事をしておられるのです。そうしますと、6時に終わってすぐ迎えに行くところに、その都市機能用地、要するに商業用地のアフター施設として整備を何とか150坪ぐらいそこにできないものなのか。 それともう一つ、そこの中に一時預かり、私もそうなのですけれども、夫婦で買い物に行くときに、子供がふたりいますと、なかなかスムーズに買い物ができない。一時的に2時間程度そこで預けられるのであれば、スムーズに買い物ができる。これはほかでもありません。市長は、保育園関係、非常にお考えお持ちのようですから、ぜひその辺、新しい都市機能用地の中に保育園を併設したような形、施設の中に併設しなくて結構です。周辺どこか宇地泊の近くにでもいいから、その辺を提言として考えていただければなと。終わります。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) おはようございます。まだ話題になっているものについては、触れておりません。5,300万円の出資についてお尋ねをしてみたいと思います。 出資の根拠というのですか、それはたしか232条の2という説明があったかと思うのですが、確認をしておきたいと思うのですが、それでよろしいでしょうか。休憩してください。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時26分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時26分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。そのとおりでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) そのとおりだという説明でございますけれども、出資には目的があると思うのですけれども、私が調べた中では助成または財政的援助をするような意味の場合とか、それから出資により株式等を保有することによる財政的な保有を意味する場合というようなのがあるわけなのですけれども、今回の出資のその目的はどっちなのでしょう。財政援助という意味にとらえていいのか、投資という形でのとらえ方にするのか、どっちですか。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。株式を取得するということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 明確には答えていませんけれども、投資ということに理解をしておきます。 本市が今日まで投資をされた法人といいますか、そういったのはどれぐらいおありでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時28分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時28分) 総務部長。 ◎総務部長喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。株式として取得しているものについては、36ページにあります第一勧業銀行、それから琉銀、沖縄電力等でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 投資ということですから、当然配当金、利子、そういったものを期待されるわけなのですけれども、10年度の決算ベースで見ておりますと、いま説明がありました第一勧業銀行沖縄興業銀行、沖縄電力、琉球銀行、そのすべて含めて1,921万9,000円利子配当が入っております。そのような内容になっておるのですけれども、今回は5,300万円投資をするわけですけれども、予定としてはいつごろから配当金は予定されているのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時30分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時30分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。今回5,300万円の出資をして第三セクターという株式会社を設立するわけですけれども、今回、株式取得、投資をする、あるいは援助をするという目的でやるわけですけれども、投資をするということでやるわけですけれども、配当につきまして、まだその辺までの計画は持っておりません。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 最初でお尋ねをしたはずですよ。投資なのか、それとも財政援助的なものなのかということでお聞きしたのですけれども、いまの説明からいくと援助をしたという、何かそんなようにとれるようないま説明だと思うのですけれども、本当はどちらなのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 企画部長。 ◎企画部長崎間興政君) 財政を担当する立場から御説明をさせていただきたいと思います。 今回の出資金につきましては、先程の地方自治法の232条の2、普通公共団体は、その公益上必要性がある場合において、寄附または補助することができるという条文をとっておりまして、この条文についての解説書がありますけれども、まず地方自治法の232条の2のこの寄附または補助と、これに関連して、第三セクターへの出資は、公有財産としての株式を取得するためというよりは、第3セクターの設立助成を図るためであって、実質的には第三セクターへの寄附または補助として意味を持っているから、寄附または補助と同様に公益上の必要がある場合にという観点で、財政的にはそういうかたちで予算を計上しております。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) ですから、最初でお断りしたわけですよね。財政援助的な目的だとするならば、いま232条の2で公益上必要がある場合と、最初で確認しました。これをもとに皆さんは出資をされるという説明だったので、いま部長が説明あったとおりだと思うのですけれども、きのう私どもにお配りしていただいた株式会社ティ・エム・オ普天間定款を見ておりますと、この目的、当会社の事業というのが七つに分けてございますけれども、店舗、事務所等の賃貸借及び管理。飲食店の経営。食料品の販売。駐車場の管理及び運営。販売促進に関する企画及び催事等の企画、運営。遊技施設の管理及び運営。前各号に付帯する一切の事業というのですが、この事業目的で明確にうたわれているのですけれども、この232の2の公益上というのは、そのどこから出てくるのですか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時35分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時35分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。この事業につきましては、既に議員御承知のように、中心市街地活性化法を受けて私どもは事業展開しているわけです。そういうことで中心市街地活性化法を受けて、このティ・エム・オ普天間というのが設立されてきているわけですので、そういうことで中心市街地活性化法を受けて、その事業を展開しているということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 時間に制限があるのですよ。中心市街地活性化法に則れば、それは公益上必要なものだとみなすのですか、お答えください。 ○議長(天久嘉栄君) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) お答え申し上げます。中心市街地活性化法も一つの中小企業を育成するための特別立法ということは御案内だと思います。それ以外にも高度化商業集積法がありまして、これに基づく特定商業集積法事業というのもございます。本土では、中心市街地活性化法を受ける前に、この特別法を受けて、スプロール化している旧市街地を再生するための新しい法律として、育成策として出てきたのが特別法でございます。 従いまして、従来の商法ではいかんともしがたい面を新しく法律をつくって救済しようというのがこの法の趣旨で、そのためには国も県も市も支援するということでございますから、その支援ということは、公共性があって国のほうは新しい法律つくって、特別立法してでも育成しようというのが狙いでございますので、その趣旨を理解するならば、通常言う商法の枠内を飛び越えて、特別にカバーするために特別立法ができたという趣旨を理解するならば、それが公益性あるかどうかは必然的に理解いただけるものと思います。 この高度化集積法、あるいは中心市街地活性化法を受けて、第三セクターは本県では初めてでございますが、本土では幾多も例がございます。隣の熊本県でも荒尾市が1億8,000万円の出資……          (平安座唯雄議員「簡潔にお願いします。」と呼ぶ) ◎市長(比嘉盛光君) 中小企業団体が1億8,000万円の出資、地元商工会が30万円、50万円と、そして地元中小業者が1億2,000万円ということで、事例も幾つもあるわけでございます。国も絡みますし、県も絡みますし、市も支援するということで財政支援は、しごくこの特別法を受けての支援は当然だという考え方からやっておるわけでございまして、その辺をお酌み取りいただかぬことには、この面については理解できないかと思います。従いまして、中心市街地活性化法の趣旨を理解いただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 市長、私はきょうまでこの点には触れないようにしてきました。もう既にいろんなやりとりで理解しているつもりなのですよ。ですから、いま明確にお答えいただきたいのは、中心市街地活性化法うんぬんはもういいのです。皆さんがいま出資されようという5,300万円というものは、明確に一企業に出資というかたちで、財政援助をされようということで、明確にいまなっているわけです。 そこで、いま事業目的申し上げたように、これが公益上必要なものかどうか。中心市街地活性化法とは関係ありません。いいですか。これは、見ようによっちゃ遊技施設の管理及び運営というのは、悪い意味で使うわけじゃありませんけれども、遊技場も当然やってもいいのですよと、飲食店の社交ビルでもやりますよと、簡単に言えばこういったものも含まれていますよと。場合によっちゃいま開発をしようという、これが食品売場としてうまくいかない場合には、パチンコ店にも変えますよと、そういう内容にもとれるのですよ、この事業目的というのは。そういうものが公益上と言えますかと。いいですか。 先程どこどこに投資をし出資をしているかという私、見ておりますけれども、出資の目的というのは、やはり公共的な健全な団体に対して、投資という目的で本来やるならばいいですよ。この中で出資してあるのが、中部広域圏市町村事務組合、宜野湾市土地開発公社、沖縄県農業信金、沖縄漁連、沖縄社会福祉振興基金、沖縄県……何だろう。いろいろありますけれども、この額を見てみますと、いちばん大きいのが中部広域圏に1億7,990万1,000円、これがずば抜けておりますけれども、あとは1,000万円、800万円、140万円、895万円、80万円、70万円という出資なのですよ。 それから、先程配当いただいている第一勧銀で9万5,650円、沖縄興業銀行で1,200円、それから沖縄電力で848万4,000円、琉球銀行で229万3,500円、これはトータルで1,087万4,350円と、こういう内容の投資であったり株式なのですよ。これを見ても、今回いかにある意味では法外ですよ。こういう目的を持った企業に5,300万円も投資をしようと、助成をしようという、これは公益上必要なものかどうか、大変疑問を持ってならないのですね。 前回にも読み上げたと思うのですけれども、232条の2を読み上げてみますと、本条は、寄附または補助に関する規定である。本条の趣旨は、自家の財力に余裕ある場合において、始めてその事業を助成し、もって自体の公益を増進せしめんとすると。助成する場合にも、公益上必要か否かは一応当該団体の長および議会が個々の事例に即して認定するが、これは全くの長の自由裁量行為ではないと、こういうふうにうたっているのですよ。 続けて申し上げますけれども、どれだけ宜野湾市に余裕があるかということになると、いままでのやりとりで、常に財政が厳しいということの答弁が返ってきているのですね、ずっとです。今回の予算の組み方、236億7,000万円のこの予算の組み方の中でも、庁舎増築事業に2億8,000万円、息子であるはずの都市開発公社からせしめるわけでしょう、今回のこの歳入に計上しているのは。それから、財政調整基金というのは、これから財政バランスをとっていくために、いざまさかのときに備えている基金を、積立金を6億3,400万円も取り崩すわけでしょう。それから、地域づくり事業基金というのも、これも4,260万5,000円を取り崩す。それから、市債、これはどういうことかというと、これからの子や孫に借金払いをやってもらうような、12億3,000万円余の市債の借金をして、今回の236億7,000万円の予算を組んでいるわけでしょう。いま申し上げただけでも21億8,684万5,000円が預金と借金で賄う予算なのでしょう、今回。どこにそのような余裕がありますか。全く余裕なんてないはずなのです。 しかも、公債費を見てください。今回22億8,812万4,000円も組んでいるでしょう。そういう中で232条の2、これを拡大解釈をして、しかも先程定款にうたっているような、そういう事業をされる皆さんに助成をするほど宜野湾市は豊かじゃないはずですよ。どう思いますか。 ○議長(天久嘉栄君) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) お答え申し上げます。ここまで来ますと、まさしく見解の相違だと思いますけれども……          (平安座唯雄議員「見解の相違。」と呼ぶ) ◎市長(比嘉盛光君) 申し上げますのは、行政は何も福祉、教育だけではございませんで、中小企業育成事業も大きな施策の一つでございます。その施策を展開する上で、今回の場合は特に旧庁舎跡地、普天間商店街の再生を期して、新しくできた特別法をもって活性化を図りたいという趣旨でございます。今日予算計上するまでには、TMO基本計画等1,000万円を投じて予算を通過させていただいて、その基本計画つくらせております。それも一つには、この事業の成功を目指してやったわけでございます。そして、その結果として今日ここにようやく法人化して事業として動けた段階で、市の支援策として5,300万円計上したと、これは見方によっては多いということかもしれませんが、私としてはまだまだ少ないと。しかしながら、なけなしの財政難でこれでもって再生を期すならばということで思い切って5,300万円計上した次第で、この趣旨は申し上げるまでもなく、商法でも民法でもございません。特別立法による中心市街地活性化法という素晴らしい13省庁の支援、そしてこの事業に対しては、先程定款の2条の各項目の営業項目挙げておられるが、含めまして、中小商業診断の診断の議を得て、これでよしというお墨つきもいただいて進めるわけでございますので、そして国のほうとしては、この事業に既に7,200万円の補助の内定通知もまいっております。そのことは、この事業が中心市街地活性化法を受けて適当であるという事業認可をいただいたものと思っております。それは、市としても全面的に支援する、中小企業育成の施策として支援するまた一つの施策として、積極的に取り組まなきゃならぬという事業の一つととらえております。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) あのね、いろいろおっしゃっても、私どもの議会が審査しているのは、5,300万円の行方なのですよ。そして、公有財産の行方なのですよ。そして、地域がどれだけ活性化図れるのだろうかと、こういったところに我々は着目をしているわけです。ですから、そういうふうに失敗は許されないと。 先程申し上げたように、このものだけに対する特別な5,300万円というのは他にないのですよ。公益上必要という、いろいろ見解の相違で片づけられるものではなくて、大変いま問題視をされなければいけない。 ちょっと読み上げますけれども、皆さんがおっしゃるような中にも、近時少なからざる地方公共団体が工場誘致条例を制定し、誘致した工場に対して奨励金等を交付する例が見られる。同市の事業につき、工場誘致によって住民の雇用人員が増加し、住民の経済力増加に寄与し、うんぬんありまして、工場から同市に対する納税が恒常化し、同市の財政を潤すことが十分期待し得るから、公益上と見るという内容のものがあるのです。しかし、こういう見方をしながら、いままさに皆さんやらぬとしていることと全く同一だと思うのですけれども、営利企業に対するこのような無限定な公益性の認定は問題であると、このようにうたっているのですね。ということは、232条の2、これを拡大解釈してしまうと大変なのだと、こういうことなのですよ。これは、県のほうに、市町村課のほうに、こういう事業にこの目的を持って、いま先程読み上げた、この事業で助成補助をしていいと、こういう見解を得ているのでしょうか。どっちでしょう。 ○議長(天久嘉栄君) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) お答え申し上げます。私どもは、中心市街地活性化法という特別法ができた。この制度については、まさしくいま20年来の懸案事項として抱えておる普天間の活性化に向けては、うってつけの法律であると。その法律を可能な限り導入して再生を図るということで、このTMO事業を導入してきたわけでございます。従いまして、その法律の裏づけとしては、国のほうの13省庁から82ヘクタール、その地域指定得たことについては、漸次計画的にまた整備をしていくという支援もあるわけでございます。その一つとしていま旧庁舎跡地に中心を置いて、活性化図っていくわけでございますが、申し上げることは、この特別法のそのものの趣旨理解いただくならば、当然のこととしてこれは通常言う商法の規定での枠内での解釈ではなくして、特別法の中ではたして市がやっていることが妥当性があるのかどうかということのところから理論展開していただくならば、我々としても答弁しやすいのですが、商法でもって特別法の枠を理論展開されますと、とてもじゃないが答弁できません。 県のほうもこの件につきましては、十分県の金融課あたりから一緒になってこの事業については審査もいただく、指導もいただく、そして融資面も3億6,000万円ですか、県の無利子を、制度資金を活用させていただくということも一つの支援、融資も支援でございます。市のほうも可能な限り株式というかたちで出資をするわけでございますが、その出資そのものは、ある意味でこの事業を完成させるための支援であるし施策であるととらえております。従いまして、商法と民法とのやりとりになりますと、とてもじゃないが特別法である法律の枠をはみ出してしまいますので、見解の相違としか言わざるを得ません。 ○議長(天久嘉栄君) 保留してありました呉屋宏君の質疑に対する答弁を求めます。教育部長。 ◎教育部長島袋正則君) お答えをいたします。時間がかかって大変申しわけなく思います。 先程、呉屋宏議員から御質疑の嘉数高台プールの施設使用状況でございますが、平成9年度が2,559人、平成10年度、2,318人、平成11年度、2,899人でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 伊佐敏男君。 ◆17番(伊佐敏男君) おはようございます。10分間ほど時間をいただきたいと思います。 まず最初に、市民経済部の部長はじめ、職員の皆様に、これだけの事業を抱え孤軍奮闘している皆さん方に、心から御苦労さんと申し上げます。 144ページの05の観光物産センター建設事業について、お伺いをしてまいりたいと思います。まず、事業の目的を簡単にお答えをお願いいたします。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。観光物産センターの目的につきましては、コンベンションエリアに訪れる市内外の来客者に対する市の物産の販売をはじめ、県内の観光物産をそろえ、人と物産が集う交流拠点ということで目的があるわけです。そういうことで今回の観光物産センターについては、設置をしていきたいということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 伊佐敏男君。 ◆17番(伊佐敏男君) よくわかりました。本員も平成11年度、新年度予算でこの件については賛成をした一人でありますけれども、まず部長、観光物産センターの設置について、どこか参考にしたところがあるかどうか、まずその点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。平成11年度、新年度の予算、3月議会たくさんの議員の皆さんから御質問があったわけですけれども、その当時の御質問の御答弁の中にもありますように、名護の許田というのが出てきているわけです。名護の許田の道の駅を参考にして、設置をしていきたいということの答弁がされているわけです。 ○議長(天久嘉栄君) 伊佐敏男君。 ◆17番(伊佐敏男君) 伊波善雄会長はじめ、民政クラブもこの新年度予算の後、物産センター3カ所ほど視察と勉強会をしてきたところでありますけれども、まず部長、許田の物産センターを見学、参考にされたということですけれども、まず物産センターの特に中部圏内の物産の販売をはじめ、県内の観光お土産品をそろえということでありますけれども、本員は国頭の物産センターと今帰仁の物産センターを見てきたわけでありますけれども、どこにでもあるような野菜とか、またお菓子類、砂糖類、そういうのしかないわけなのですね。この3物産センターを見て回ったのですけれども、特に内容等について聞いてみますと、今帰仁の場合には、いろんな組織で最初は組織運営したらしいのですけれども、最後には生活改善センターが中心になってお母さん方が進めているとのことでありましたけれども、大変厳しいと、赤字であるということをお伺いをしております。国頭の場合には、やはりいちばん北部にあるせいなのか、またオクマビーチもありまして、そこのほうは土地、上物は村が予算を出し、第三セクター方式でいまとんとんだということでありました。と申しますのは、なぜいま宜野湾市に必要なのかなと、我々会派としてもいろいろ考えあぐねたわけですけれども、そこら辺いま1度部長の御答弁いただけませんか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時57分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時57分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。先程も御説明申し上げましたけれども、確かにおっしゃるように名護の許田ですか、名護の許田がようやく黒字に転じたということもあるわけですけれども、先程も申し上げていますように、該地域は都市機能用地も含めまして、コンベンションエリアとして設置をするわけですけれども、特に観光物産センターにつきましては、地域の特産品もそろえながら、また情報機器等も設置しながら、地域のイベント情報、あるいは道路交通情報も含めて設置をする必要があろうということで、平成11年度に調査費を計上してきているわけです。その中でいま調整を入れている段階で、どういうかたちの物産センターを設置していくか、あるいはここに本当に北部にないような、また目玉の商品を入れて観光者を誘致していくかというのも含めまして、いま基本設計を入れているということで、御承知のように前回12月の議会でも承認をしていただきましたけれども、補正で、そういうことでいまからこの観光物産センター、この地域でどういう施設として運営していくかも含めて、いま進めているということで御理解をしていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 伊佐敏男君。 ◆17番(伊佐敏男君) 答弁ございましたけれども、皆さん方からの資料も持っておりますけれども、基本設計をひいて2億1,500万円余の金を投じて、いまおっしゃったように、特に宜野湾市においては、菊、野菜栽培等、また野菜等もありますけれども、特に大山には田いももありますけれども、そういう方向でやはり観光物産センターの経営が成り立つかと、そういう気がするわけですよ。 それと、部長、もう一点だけ教えていただきたいのですけれども、去年の新年度予算で予算が可決されたわけですよね。業務委託契約が本年の2月14日になっておりますけれども、その点少しだけ教えてもらえませんか。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答え申し上げます。この件につきましては、もう何回か御説明もして、場所の移動についても、変更についても説明申し上げてまいりましたけれども、都市機能用地が県の港湾課のほうで埋立て事業を展開しているわけですけれども、その中で都市機能用地を取得するということで県とのお話し合いを進めてまいりました。去年の平成11年の8月確か24日と記憶していますけれども、最終的に県の副知事と市長とのお話し合いの中で、単価等についても決定をしてきたということで、最終的には、都市機能用地、当初は沖縄ハイツさんの近くに予定をしていたわけですけれども、県としても膨大な起債を投入して埋立てをしたということで、この返済にも大変厳しいものがあるということで、特に沖縄ハイツさんのところは県のほうで処分をしたいということがありまして、平成11年12月ですか、12月の補正の中で債務負担行為を起こしてきたと、そういうこともあって、位置の変更が出てきたということもあって、基本設計の委託のほうが遅れていったということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 伊佐敏男君。 ◆17番(伊佐敏男君) 部長がいま申し上げておりましたけれども、機能用地に大型店が来ることがほぼ決定をされていると、そういう意味からしても、やはり観光物産センター、先程申し上げましたように地元の商品であるとか、そういう面においても向こうのほうにできるんじゃないかなと、また位置の選定が変わったという点についても、去った27日、宜野湾バイパスが開通されまして、早速見てきたわけでありますけれども、やはりこの中にあります観光情報および道路交通情報にしても、やはり那覇から観光客の皆さんいらっしゃると、地元の皆さんでもそうですけれども、ずっと北部に観光団もコンベンション行くと思いますけれども、ずっと行くわけですよね。帰りにもお疲れになってそこを使う皆さん方がいらっしゃらないんじゃないかと、本員そう思うわけなのです。 そういうことでいま申し上げましたように、2億1,500万円余もかけて、経営が成り立つのかどうか、やはり危惧されるわけなのです。それよりも500坪といういま土地買い上げているわけなのですよね。呉屋宏議員からもありましたけれども、さらに宜野湾市の実のある財政を上げる、そういうのに使えないかなと、本員はそのように思うわけなのです。市長、10分という時間でしたけれども、ひとつ御関係、御見解を見直す余地はないのか、そこら辺市長からお伺いをしてみたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) お答え申し上げます。観光物産センター執行するに当たりましては、御指摘のとおり採算性含めまして十分に調査研究をして、やはり見直すべきは見直しながら、その方向性でもって対応していきたいと考えております。 ○議長(天久嘉栄君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時03分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時18分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 引き続き議案第6号に対する質疑を許します。前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) この中心市街地活性化法、大変議論されていますけれども、まだちょっと理解できないところがありますので、ちょっと2~3お聞きしていきたいと思います。 まず、株式の引き受けについてお聞きしますけれども、農協さんの株式の引き受けはどうなっているか、その辺のことをちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。農協さんについては、5%の株式を引き受けるということで予定をしてございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 5%なのかな、これは、50株というふうに書いてありますけれども、これは予定ですか、それは参画するという確約をとられているのか、引き受け承諾はとられているかどうか。それと専門店の40株、それから通り会の20株、それから金融機関の120株、これは全部引き受け承諾とられているか。その辺ちょっと確認してみたいと思います。なぜならば定款のほうで、持ち株はこの会社の株式発行は1,010株、そしていま最小限の商法で言う4分の1の条項でもって235でもって会社は設立している。だけれども、確かに会社はスタートできる。だけれども、その私どもがいま市長が言っている地域を活性化するために投資をするのだということを言っているわけだから、その地域の方々がどういう投資をするのか。あるいは地域の方がどう活性化に参画をしてくるか。その引き受けについて、承諾は完全なる承諾はとられているのかどうなのか、その辺答弁してください。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時20分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時20分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。農協さんについては、承諾書をとっていますけれども、その中に店舗を一応8店舗を予定しているわけですけれども、8店舗については確約書ということはとっていないのですけれども、1店舗、50万円ですか、5株を出資するということで一応確約はしているわけです。それにつきましては、今後議員がおっしゃるように、確約書というのをまたとる必要が出てくるだろうというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 大変相矛盾する点があるのですよね。先程市長の答弁では、別の議員の質疑の中では、中心市街地活性化法を受けて、あの82ヘクタールのうちの普天間地域を開発しよう、中心市街地活性化法の趣旨は何かというのですよ。商工会に仕事をさせるための活性化法じゃないのですよ。地域を活性化させるための法律なのです。いま皆さん方はこの仕事、いま5,000万円近くを私どもはやろうとしている。その中で地域の方々がどれだけいわゆる事業に賛同して、どれだけの人たちがいまその確約をされているか。それ把握していないということは、ちょっと不可解なのです。明確に答弁してください。なぜできないのか。どこまで皆さん方把握しているか、明確な答弁をしてください。大変重要な問題です、これは。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時22分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時22分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答え申し上げます。普天間地域の再開発につきましては、再三御指摘がありますように、地域の参画、あるいは地域の方々が一生懸命やるということがあるわけですけれども、これにつきましては前回の再開発からそういうことで進めてきているわけですけれども、やっぱり地域の方々が全体的に参画が少ないということはあるわけですけれども、私どもとしては中心市街地活性化法を受けて、できるだけ地域の方々を参画させるということで進めてきているわけです。 今回の中心市街地活性化につきましては、82ヘクタールのうちの少なくとも普天間の今回開発するところは、一つの起爆剤となって地域が一生懸命街づくりのほうに参画していくというまた目的もあるわけで、私どもとしてはできるだけ地域の方々に参画してもらいたいということで、再三説明会も申し上げているわけですけれども、いま先申し上げましたように8店舗、この各店舗も含めて今回上物造っていくわけですけれども、その中に入る8店舗につきましては、商工会のほうで確約をしたということがあるわけです。地域の方々につきまして、今後ともまたぜひ参画をしてもらいたいということで、強力に進めてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) そうしますと、地域の方々の確約をいまからとっていくのだということであれば、やっぱり中心市街地の活性化法との関連がすごく薄れてきている、当初の目的と。皆さん方、株式会社ティ・エム・オ普天間の第1回の設立発起人会から参加しているのは、商工会の会長、副会長、事務局長、書記、農協さん、リウボウさん、それから開発設計を担当する本土企業の船場という会社、そういう方々しかこの会社に興味を持っていないのです、そういう方々しか。それ否めない事実なのです、これは。 それで、その中で商工会は地域の活性化、あるいはいろんな契約の覚書の中でも、地元の企業を優先するのだと言いながら、そこの開発計画のいわゆる基本計画は、本土の方にさせている。200万円余り、300万円余りかな、させている。基本計画は向こうにさせるということは、実施計画まで全部向こうなのですよ。こういうアンバランスの面があまりにも多過ぎる、この問題は。 私どもは、あなた方が出す5,300万円余りについて、高いとか安いとか言っているんじゃない。本員は以前から言っている。地域の活性化するためであれば、5億円でもいいから補助しなさいと言っているのですよ。お金の問題じゃないのです。これだけの地域の方々があの街をつくろうというのだったら、補助すればいいのです。せっかく市民の金を使って、税金を使って、私ども建設常任委員会は、本土まで行ってそれ視察してきた。向こうの街一つで、あれだけの開発をするのに市からの補助120億円近くを補助して街をつくらせているのですよ、補助ですよ。そのぐらいの意気込みで街を活性化させようとしているのです。 だけれども、あなた方のこの開発の手法というものは、商工会を中心にして、商工会と相談をして仕事をやろうとしている。私は逆だと思う。もちろん商工会は、中心的にならなくちゃいかんと思う。思いますよ、それは。でも、やっぱりあくまでも地域のことは地域の人しかわからないのです。地域の人たちがいくら燃え上がるかによって、この事業が成功するかしないか決定されてくると思うのです。いま答弁があるとおり、農協さんの500株についても、500万の株についても確定じゃない。農協理事会開いていないと思いますよ、まだ。 それから、専門店8社、この専門店もこっちにありますよ。エイアンドダブリウ、洋菓子のトレビアン、ぐしけん、そう並んでいる。地元の企業、その商店街の近くの企業で、本員が知る限りでは花の二葉屋ぐらいじゃないかな、あそこがそうだったかなと思うぐらいなのですよね。どこに地域の方々が参画してこの街づくりをやろうとしているのですか、説明してください。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時28分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時28分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。中心市街地活性化法につきましては、議員も既に御承知と思いますけれども、もちろん地域の参画というのも出てくるわけですけれども、地域の方々が一緒になってやるということも、私どもとしても再三説明会でも申し上げてやってきているわけですけれども、やっぱりおっしゃるように、地域の方々の参画が少ないということがあるわけですけれども、先程から申し上げていますように、中心市街地の中でのやっぱり82ヘクタールの中での一つのこの地域が起爆剤になって、やっぱり地域の活性化、皆さんで立ち上がってもらいたいというのもあるわけです。やっぱりそういうことでこの普天間の開発をすることによって、やっぱり地域の方が一緒にやりたいという、その一つの立ち上がりもまたあるわけです。おっしゃるように中心市街地いろんな方法がある。空き店舗対策も含めてあるわけですけれども、地域の周辺の方が直接参画するということも大事かもわかりませんけれども、その普天間地域を普天間のいまの旧役所跡地を開発することによって、グリーンベルあたりのまた活性化も出てくるだろうし、いろんな方向で今後とも私どもも地域の方々が本当に立ち上がって、自分達の街づくりをやりたいというような方向に向けて、今後もまた努力をしていきたいと。そして、地域の方々とも御相談も申し上げていきたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) やっぱり地域のコンセンサス、あるいは地域の参画というのは、私はこの事業には大変少ないと思っているのです。それは皆さん方、反省しないといかんと思うのですよ。なぜならば、なぜそれを強く感じたかというと、きのう傍聴席何ですか、あれ。商工会ですよ、商工会。この質疑に対しての圧力団体ですよ、本員に言わせるならば。地域の人が何名来ていますか。私達の街を活性化さなくちゃいかん。普天間地域を活性化させなくちゃいかんという方が何名来ていますか。ましてや先だって商工会からこういうチラシが出ている、商工会から。平安座議員や又吉議員や前川議員の時間帯を書いて、傍聴してこいと、全指令が出ている、こういうチラシ。市長見ていますか、これ。休憩してください、市長に見せますから。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時30分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時31分) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) お答え申し上げます。いま見せていただいて、全く関知しておりませんで、大変残念に思います。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 本員は、誤解もしました。これは役所から商工会の野中という事務局長を通してそれをさせたのかなということで、勘違いもした。そういうことは全くないですね。答弁してください。 ○議長(天久嘉栄君) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) お答え申し上げます。全くございません。
    ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) これは、商工会が宜野湾市の市議会に対しての挑戦なのですよ。こういう相対しているところがこういう事業をして成功すると思うのですか、市長。私達は、宜野湾市の皆さんが出している税金を、少なくとも街の活性化のために、あの弱体し切った普天間3区地域のために、みんなでやろうやというときに、何の利害が出てきたか知らぬけれども、議会に圧力をかけるために、しかも氏名をつけて、街じゅうに配布するということはどういうことですか、商工会は。本来ならば商工会に行って文句を言うべきだけれども、しかし商工会なるもの、あなた方の補助団体でしょう。しかも、ましてやいまTMOという大きな事業をさせようとするところですよ。そんな卑劣な行為をするところに、私どもはすんなりどうぞ事業をやってください、成功しますよと言えますか、市長。悲しいですよ。 これだけの傍聴をしながら、圧力団体的な活動をしている。本員の誤解かもしらぬ。でも、そうしか見えない。このような団体に私どもは事業を任すわけにはいかない。だから、本員は株についても、何で商工会を株主に入れるのかと、地元の人達にさせればいいんじゃないかということを言ってきた。そういうことがいやで、もしこの文書が出ているとするならば、これは明らかに利益を優先するための一個人、一団体、一部の人達の策略の事業ですよ、これは。そうとらざるを得ない。そうなったら私ども議会はどうなるの。本員は、そういうことをいまそういうことはないということも言って、そうあるべきなのですよ。そうあってはいけない、我々は。だけれども、その行動は、そういう行動が見える。これは事実なのです。本員がそれだけ指摘して、関知していないと、わからなかったという市長の答弁、本員がこれだけ説明していますけれども、それに対しての答弁ください。 ○議長(天久嘉栄君) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) お答え申し上げます。このようなことが文書で回覧されていることにつきましては、真意を確かめながら行政指導としても、こういうことはあっちゃならぬということを申し上げていきたいと思います。その趣旨については十分察知しておりませんので、見解は申し上げられませんが、いずれにしましても商工会としましても、ある面ではこの事業を成功させたいということの一端もあるのかなという感じもしておりますので、行為そのものについては行政指導として入れていきたいと思います。ただし、他意はないということは、私自身、商工会が中心市街地活性化法を受けての今日までの業務取り扱いを見ていますと、言える面がございますので、それは寛大な気持ちで、またある面では御理解も賜りたいと。しかし、注意すべきは厳重に注意して、指導すべきは指導してまいりたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 本員は、もっともっと不可解なこともあるのです。商工会関連の方々が宜野湾市のそのTMOの問題が出るたびに議会に傍聴、職員なのか何なのかを派遣して録音させたりメモをとらせたり、これも宜野湾市の商工関係の人がさせていなければいいけれどもなと、本員はそう思っているのですよ。もしそれが議会に傍聴来ている人が商工会の関係者の方が、どの議員が何をしゃべるかわからぬから、おまえ行って見てこいと言われて来ているとするのであるならば、これもいささか問題、本員はそうじゃないと思うのですよ、本当は。そうあっちゃいけないと思うのですよ。だけれども、議会からも指摘されていますよ。事務局からも指摘されている。テープレコーダー持ってきて録音していることをね。そういう事実もあるのですよ、いま。そういう補助団体が議会に挑発的なことをやって、私どもは宜野湾市の街づくりを宜野湾商工会に任せてくれやということは、やっぱりちょっと一歩引いて、待てよと言わざるを得なくなる可能性があるのですよ、この問題は。まず、商工会については、しっかりと行政指導を入れていただきたい。私どもは、この議会が終われば商工会の野中事務局長としっかり会って、その問題の決着つけてきますからね。ひとつそれだけは、市長に強く申し上げておきたいと思います。 それともう一点、ずっと議会で指摘されていますけれども、このTMO機構の立ち上げ、それから街づくりについての立ち上げ、みんなちぐはぐになっているような可能性がある。先が後になったり、後が先になったりしているような感じが、それはやはり最初の法律で、しかも全国で第1号の街づくりをせんとする皆さん方、商工観光課の皆さん方の熱意は、それは理解できる、1号だから。一生懸命やっているというのは理解できる。その模索の状態でどれが先かどれが後かということ、ちぐはぐになっているということも理解します。だけれども、私どもそれを一つ一つ正していく中で、正しい手続きのもとで、正しい理解のもとで議会というものは通していかなくちゃいかんわけですよ。 そこで、お聞きしますけれども、部長、部長大変でしょう、今議会、皆さんから大変たくさんの質疑が出て、あとしばらくですから我慢してください。一つだけお聞かせ願います。宜野湾市タウンマネジメント協議会、これ議会で指摘されたのだけれども、商工会はそれを受けて、TMO機構は、その協議会を設立したのかな、発起させたのかな、その辺答弁してください。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時38分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時38分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。3月25日に立ち上げしてございます。 ○議長(天久嘉栄君) 前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) この立ち上げしたというのであるならば、その方々の資料下さいね、20名近くの方々ですからね。この資料も出してください。 それとあと1点、宜野湾市議会は、当局はTMOを立ち上げさせるときに、TMO機構を設立して立ち上げさせるときに補助しましたよね。街づくり会社のいわゆる発起準備のために1,300万円近く補助をした。そのときにTMO機構に対して、市に対する議会での説明は1,700万円余り県からの補助があったと思うのです。その補助を受けてTMOは活用されているかどうか。県からの補助、商工会は取っているかどうか、その辺確認させていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。確かに前川議員がおっしゃるように、当初2,000万円の総事業費で、テナントミックス管理事業をやっていくということで、県補助金が1,700万円、市補助金が300万円ということでやっていくという予定でございました。 御承知のようにこの事業については、予算の段階で県との話し合いの中では1,700万円程度交付ができるというお話し合いの中で進めてきた経緯はあるわけですけれども、議員御承知のように、この事業につきましては、中心市街地活性化、基金として県産業振興公社のほうに5億円の基金を設けて、その利子で運用していくということになっているわけですけれども、その後県のほうが中心市街地活性化支援事業助成金交付要綱というのを7月13日に作成し、その後8月にその説明があったようですけれども、その説明の中で、交付できる団体、採択基準といたしまして、中心市街地活性化法第20条第4項の規定に基づいて認定された小売商業高度化事業計画を作成しなければいけないというのが出てきたということもありまして、これにつきましては大変御迷惑をおかけしているということがあるわけですけれども、今後次年度に向けて、その辺がないように十分私どもとしても中小小売商業高度化事業計画、テナントミックスも含めてその事業計画を十分立てて、事業運営に図っていきたいというふうに考えているわけです。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) もうしばらく中心市街地活性化法について質疑したいと思います。 本来ならば、一般会計の中もどんどん入っていきたいのですが、やはり大事なことでありますので、よりお互い成功するために、あらゆる角度から調査し、そしてまた検討し、これでいいのかということで、お互い議会はそれを議決するからには、責任を伴わないと本員はいけないと思います。議決をしたらあとは勝手にやれじゃいけないと思います。やはり議会は議決をするからには、その責任を市民に負うものだと確信しているものですから、あえて質疑をさせていただきます。 皆さんのほうでは、中小企業総合診断、本診断と、99年10月12日にも二つの講評という診断書が出ておりますが、この講評という診断書については、これは県から来た資料なのか。県と皆さんのほうで打ち合わせして、皆さんのほうで作成した資料なのか。どちらでしょうか、これは。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。この講評につきましては、御承知のように項目があるわけですけれども、この投資採算性の項目、1番の項目があるわけですけれども、その項目につきましては事業団のほうで作成してございます。それに基づいて事業団のほうから講評をし、その講評されたものをその中に入れてきたということで、商工会さんあるいは市、県ということで、各それぞれその講評に基づいて、その講評したとおりその中に入れてございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) いまのはこういうふうに理解してよろしいでしょうか。要するにこれは、皆さんのほうでそういった打ち合わせをしながら、その講評をまとめた資料であるということで理解してよろしいですよね、それだけでよろしいです。皆さんで、まとめた資料であるのかないのかです。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。いま皆さんお手元にある講評につきましては、これは中心事業者でありますTMOさんのほうで作成した講評でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) やはり部長、いかがなものですかね。そういった本診断をやった場合には、やっぱりどういった資料が来るかというと、ちゃんとやはり事後指導報告書というのが届くのですよ、報告書が。しかし、なぜ皆さんはあえてこれを皆さんのほうでまたまとめて議会に提出しないといけないのか。やはり本来ならば去った10月12日にも、そして今回もこれがありますけれども、そういった事後指導報告書、前回のものも届いているかと思いますが、また今回のものも届くと思いますが、それをなぜ議会に提出しないのか。あえて皆さんのほうで、そういうふうにまとめて出すのか。やはりその辺非常に本員も理解できないものですが、まず前回のものが届いているかと思いますが、それを届いているならば提出していただきたいのですが、議長を通してお願いしたいのですが、できるでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時45分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時45分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。前回はあくまでも事前指導ということで、これについての勧告はございません、県、国からの。今回の講評につきましては、4月の中旬ごろ県のほうから勧告が来るということになっております。おそらくその勧告に基づいて、また中心事業者であるTMOさんのほうが対応策を送るということの手順になっています。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) ですから、部長、やはりこういった勧告、指導報告書も届いて、あえてやはり現在やろうとしているこの株式会社、やはりどういったものであるか、よりベターになるし、より正確なものになると思うのですよ。しかし、それもまだ十分できていないと、それもまた十分皆さん指摘事項もあると、そういう中でやはりこのようになぜ急ぐかということが非常に疑問なものであるものですから、あえてお尋ねしております。 まず、それも届き次第またぜひ資料を配布していただきたいのですが、この講評をざっと見ても、投資額削減ということで目標水準、何か7億1,000万円にしなさいということなのですが、これ7億1,000万円にしなさいということは、総事業費8億2,000万円のうち、やはりそれを7億1,000万円にしなさいとの規模縮小になるのか、どういったことになるのか。少しだけ御説明をお願いします。できるだけ手短にお願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。この件につきましては、規模縮小ということではございません。御承知のように8億2,000万円、当時9億円余り、10億円近くから下げてきたと。事前指導に基づいて下げてきたということもあるわけですけれども、私どもとしては沖縄県の特殊事情もありまして、いろんな資材等の輸送運搬ということで、8億円前後がぎりぎりの投資額の削減だというふうにも理解しているわけですけれども、その辺も中小企業総合事業団のほうには強く申し入れてもいるわけですし、私どもとしては本設計に入っていく段階で、下げれる分はできるだけ下げるということは考えているわけですけれども、7億1,000万円というのは大変厳しいのではないかという判断もしているわけで、本当に下げるだけ下げてきて計画をしているということも、また理解をしていただきたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) ちょっとずれがあるかと思いますが、たぶんこの本診断の中で、なぜあえてこのように指摘をされたかというと、やはりあの街でこの売り上げ、そして投資額に対して、やはりどのぐらいが適当であるか、どのような需要と供給のバランスがあるか、それを見た場合には、やはりその程度が適当であるという判断があるから、あえて皆さんこういう指摘を受けたと思うのですよ。であるならば、皆さんもその指摘に基づいて、当初予定していたこの計画を、やはりそれも見直さんといけないと。しかし、それを見直さないで、このようなまた指摘も通るわけはないと思うのです。その辺はまたどうあるべきか、ぜひまたいろんな変更等も出てくるものだと本員は理解しておりますが、これは出てくるものではないのでしょうか、部長。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時49分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時49分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。これにつきましては、規模縮小ということではございません。私どもとしてはこの目標額があるわけですけれども、その目標額の削減については、目標水準ということで7億1,000万円まで下げなさいということがあるわけですけれども、しかしながらその目標削減があるわけですけれども、それにつきましては目標を7億1,000万円まで下げ切れなければ、1の2にもありますように、自己資金の比率もまた上げるようにという努力等もしなさいということも、また事業団のほうからは指導も受けているわけです。その辺も含めまして、今後の対応策というのは県とも調整をするようにということにもなっていますので、今後その対応策についても十分私どもとしては、努力をしてたいきたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 部長、やはり本員はこういうふうに理解しているわけですよ。やはりそういった指導も仰ぐ。そして、そういった調整等も必要である。やはり議会に議案として提出されるからには、やはりそういったのをすべてクリアして、いまからいっぱい調整する事項はあるけれども、何が何でも議案として提出するのではなく、やはりそのようにクリアするべきところは、やはりすべてクリアして、本員は上がるべきものがいちばん妥当な線かと思うのですが、しかしその点は調整をしながら、何とか進めていこうやでは、非常に大変な壁にぶつかっていくだろうということで、本員は心配しているからであります。 皆さんのほうでこのスケジュールの見直しでも、診断から着工、6月まではタイトであると出されておりますが、タイトであるということは、要するにどのように理解したらよろしいでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。これにつきましては、中小事業団、高度化資金を融資する場合、高度化資金の申請をしてから約2カ月程度かかるということもあって、時間的に大変厳しいものがあるということの診断でございます。しかしながら、このスケジュールにつきましては、スケジュールをちゃんとしたスケジュールを出すということであれば、事業団としても最大限の努力をして、高度化資金につきましては、協力をしていきたいと。スケジュールに合わせて協力をしていきたいということがありますので、スケジュールについてもちゃんとぴしっと決めて、今後は事業団のほうに提案をしていきたいと、そうしたら事業団としては、それに基づいてこの高度化資金を認定をしていきたいということでございますので、その辺の理解をしていただきたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) スケジュールが非常に厳しいということであるというように理解できると思いますが、やはりそういった厳しいスケジュールの中で、やはり綿密な計画、そして地域住民とのコンセンサスですね、等いろんな問題が出てくるのですよ。やはりそういったのを十分納得し、そして納得いく計画であって、初めて私はこれは成功するものだと思います。いまのままでは、とてもじゃないけれども、問題点をいっぱい引きずって見切り発車するようなもので、これ本当に危険で危ないなということで、大変なことになるだろうと本員は思っております。 そこで、もう一つお尋ねいたしますけれども、この定款が作成されております。ちなみにやはり定款が作成され、そして株式会社が設立されておりますが、役員が10名以内ですか、ということで明記されておりますが、具体的に代表取締役、そして役員等の方々について、どういったふうに内定しているのか、御説明をしていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。取締役につきましては、津波保光、それから片岡英二、喜瀬正雄の3名になっております。          (又吉清義議員「代表取締役は。」と呼ぶ) ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時54分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時54分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。津波保光でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 代表取締役もだれであるかということもいま発表していただきましたが、やはりこういった定款であれば定款に沿って、やはり皆さんそういった役員名簿もきっちり提出いただければ、非常に本員もわかりやすいと思いますので、今後そういうことがないようにぜひお願いしたいと思います。 もう一つですけれども、先程27番議員さんからありましたけれども、1,010株が株式会社として総数が出ていくのですが、その中でいま設立に当たっては253株が決まっておりますが、残りに関してはまだ決まっていないということなのですが、やはり定款が決まるに当たっては、これを実際いつまでに支払わないといけないとか、どこにどのように振り込みするとか、そういった商法がありますけれども、それについては皆さん具体的に設立をしたからには払い込み、そしてどういった金融機関にどのようにどうするかというのは、具体的に比率的なものはどのようになっているのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時56分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時57分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答え申し上げます。株の払い込みにつきましては、1,010株あるわけですけれども、その中に今回株式会社設立に際して253株につきましては、既に支払いしたということで、残り株につきましてはいまからですけれども、そのスケジュールについては、いつまでということの支払いということは、まだやってございません。いまから株を立ち上げて、また宜野湾市の出資につきましても、議会の議決を得て4月ということで、4月にはできるだけその払い込みもしていきたいということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 部長、やはり商法の177条によりますと、そういうこともちゃんとやりなさいと、ちゃんと載っております。株金の払い込みということで、がしかし、皆さんそれもあえてまだと、そういうことは非常に大変なことになるなと本員は理解するものでありますが、もう一点だけ、具体的に先程も質疑ありましたが、この株の引き受け承諾書が得られているところは、もう一度どことどこであるのか、御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。株式会社リウボウストアさん、それから宜野湾市商工会、それから喜瀬正雄さん。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 177条の規定によって、ちゃんとクリアしたのは、まだ253株だという会社設立に当たってはクリアしているかもしれませんけれども、残りの株に関しては今後どうなのかなということで、まだ十分非常に不安が残るわけでございますが、確か農協の株にしても、総会事項だったと思うのですよ。総会がいつごろあるかといいますと、5月中旬以降になるかと思うのですよ。やはりそういった点を考えた場合に、いかに無理したスケジュールであるかですね。私は、非常に大変な壁にぶつかっていくかと思いますよ。そういう意味でも本当にお互いこの普天間の街を本当にできるだけ生かすためにどうあるべきか、やはり再度落ちついてお互い考えるべきだと思います。 最後になるのですが、あえて皆さんがこの中心市街地活性化法に基づいて、この普天間の街を活性化に向けて頑張っているということなのですが、中心市街地活性化法に基づいて行うには、急いでやらないといけないという理由でもあるのですか。これは時限立法ではないということなのですが、時限立法でなければ、もっと綿密にスケジュールをし、もっとちゃんとしたスケジュールで落ちついて素晴らしい計画であってもらいたいのですが、なぜそれがあえてこんなに急がないといけないか、その点について御説明お願いします。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。既に何回か御説明も申し上げたと思いますけれども、大店法が平成13年1月31日までということもあるわけです。それに基づいて私どもとしては大店法に基づいて1月31日までの開店、遅くても平成13年1月31日までには開店しなければいけないということもありまして、今回中心市街地活性化法に基づいて、この事業を進めているということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) その点について、本員は部長と全くずれるわけでございますが、私は、開店させなければいけないという考え方は非常にまちがいだと思います。私達は、出資をし活性化させるからには成功させなければならないというのが私は前提だと思います。しかし、皆さんは成功は二の次だと、早めに建物造って、大店立地法で造らなければいけないという考えだと思います。 一例を申し上げますと、沖縄県の第1次産業です。皆さんがおっしゃるようにですね。いろんな法律改正、補助金の制度で高額補助があります。それに駆け込みでやった第1次産業いっぱいあります。がしかし、どういった現象がいま行っているかといいますと、このようなそういった法律に基づき高率補助を使いながら駆け込みでやった第1次産業、90%以上はものすごい負債を抱えております。むしろいま沖縄県の第1次産業で生き残っているのは、ほとんど自ら自己資金でやった方々がほとんど生き残っております。そこに大きなずれが私は出てくると思います。やはりそういう意味で私達は、つくるのが目的じゃないです。いろんな困難、そういった法律、そして大店立地法と、じゃ適用しないでやる場合のシミュレーションも描いて、何がどう違うか。というのも、やはりシミュレーションに出して、初めて検討するものであって、いたずらに法律が変わるから、それまでに開店しないといけないという考えは、私はこれは根本からまちがえていると思います。やはり成功させるためにどうあるべきか、その辺のシミュレーションも描いて、せめてそれも議会のほうに議案として一緒に添付されれば、なおわかりやすいのですが、全くわからないじゃございませんか。そういう意味では、これ危険性を本当に、時限爆弾を抱えたような事業かなということで本員は理解いたします。以上です。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 先程、途中で時間になりましたので、続きでもう少し説明をいただきたいと思います。 きのう、道路の廃止認定という議案がございましたけれども、道路を含めて開発をされると、市道部分を含めてですね。この点については行政財産であるのだと、こう申し上げたわけですけれども、いまその道路を挟んで旧庁舎とその道路を挟んでその対面に旧水道庁舎、いま土地開発公社が入っているところでございますけれども、この建物の所有権はまだ水道局にあるのかどうかわかりませんが、位置づけは行政財産ということになっているのでしょうか。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。1階、2階部分については市の所有、3階部分については水道局でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) いま、1階、2階は市、3階部分について水道と、そういう説明でございますけれども、行政財産という位置づけですかどうですか。これに御説明いただきます。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時06分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時07分) 水道事業管理者。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。3階部分につきましては、水道局の行政財産でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 1階、2階部分はどういう取り扱いですか。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。1階、2階についての市の行政財産であります。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) きのうも申し上げたように、行政財産を、普通財産というか、そのようにするには、きっちりした手続きがいると思うのですよね。水道局長、その点は何か協議はされていますか。手続きは済んでいるでしょうか。私の得ている情報では、もう既に取り壊しの発注までされているやに聞いているのですが、そのとおりかどうか、ひとつ御説明をいただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時08分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時08分) 総務部長。 ◎総務部長喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。全くいまのところ取り壊しどうのこうのの契約、そういったものはやっておりません。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) いまのやっていないという答弁は、市のほうではやっていないと、TMO普天間のほうではやってもらっていると。どっちですか。          (「確認する必要があるよ」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長喜瀬昭夫君) お答え申し上げます。どこのほうでも取り壊しをするというところの手続きは、やってはおりません。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) それは確認、いまやっていただけますか。休憩して確認やっていただけますか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時09分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時09分) 総務部長。 ◎総務部長喜瀬昭夫君) 御答弁を申し上げます。現在ある旧庁舎については、取り壊しうんぬんについて、どことも協議等も含めて確認はしておりません。 ただ、あの老朽化については内部としてどうするか、いま考えているさ中でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) そういう事実はないという答えですけれども、それは後でまた確認をしていきたいと思います。皆さんからいただいた資料の中に資金計画がございます。その中の初期支出という中に、土地関係費ということで3億3,759万6,000円計上されています。これはおそらく細かい説明はありませんけれども、今回組み込まれる部分、4棟、この公社が使っている建物のその一帯のものを含めてだと思うのですが、用地と建物の物件補償だと、こういうふうに見えるわけなのですが、そのとおりかどうか、お答えください。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。この部分につきましては、あくまでも個人の用地の買い上げ、建物の補償ということで理解をしていただきたいと思います。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 公社が使っている先程行政財産という位置づけがされているというものについては、含まれていない。そういう意味ですか。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。そのとおりでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 農協さんの建物はどのようになっていますか。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。農協については入っております。
    ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) はい、わかりました。この資金計画でだいぶ見えてきたのですけれども、もし予定されているとおり賃貸をされるということの内容で進むとするならば、賃貸料は年間どれぐらい予定をし、それから固定資産税というものがどれだけ市に入ってくる予定でございますか。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時12分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時15分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。きのうの前川議員への答弁にもございましたように、賃貸料につきましては一応1,000円を予定と、それから固定資産税につきましては339万5,000円程度固定資産があるということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) これは説明いただいているとおりの答弁ですから、そのように理解をします。 そうしますと、11年3月時点でのベースで見ておりますと、民間に貸している賃貸料591万541円、それだけになっているのですよね。当然ながらそれにプラス賃貸をすればそれに入ってくるということになるわけですけれども、その場合、賃貸がいいのか処分がいいのかというやりとりは、例えばいま賃貸を下げてでもということですけれども、処分、売買という点については、比較検討はされていないのでしょうか。確かに評価額どおりは売れないという話し合い以前からされていますけれども、その落としてやった場合、財産の持ち方になるわけですけれども、15年うんぬんの話もありますが、そこに物件を建てさせると、もう地上権発生するわけでしょう。その場合、はたしていまの時代に賃貸がいいのかどうかということに大変疑問を持つのですよ、その比較対照はされていないのですか、どっちがいいのかと。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。この計画を立てるには、やっぱり初期投資が膨大になるということで、買い上げということになった場合には、どうしても初期投資が多くなっていくということで、その会社そのものが採算運営がとれなくなっていくということもありまして、今回賃貸でということでのお願いでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) そうしますと、この計画、82ヘクタールの計画の中の起爆剤というのですか、重点地区のスタートのようなのですけれども、そこで企業を構えて商売をされていこうという立場が、それだけの投資もできない。しかも、財政の厳しい宜野湾市から5,300万円という投資をしていただかないと、全く商売が成り立たない。こういう内容の皆さんなのでしょうか、どちらですか。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答え申し上げます。議員、大変御承知だと思いますけれども、いま大手企業ですか、そういうスーパー関係も含めて、やはり自分で買い上げした場合は膨大な初期投資が入ってくるわけです。それができないということもありまして、企業での処分ができないということがあって、今回もちろん中心市街地活性化法に基づいて、第三セクを立ち上げて、高度化資金を借りる。あるいはふるさと融資を借りる。あるいは国のイノベーション補助金を活用していくということで、今回立ち上げていっているわけです。そういうこともありまして、この処分につきましては、買い上げについてはできないと、企業が進出できないという状況があって、今回の事業になっているわけです。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 重点地区のスタートの企業なのですが、そのいま予定している用地から200メーターちょっとしかないかなと思うのですけれども、V21という食品館があります。この計画もほぼ同一の内容の食料関係なのです。その必要性はどこから出てきているのですか。地域からあったとも思えないし、またその東側にはユニオンというまた同じようなそういうのを扱っている。リウボウさんはこれよりは少し規模は、ひげを生やしたぐらい少し大きいかなという話も聞こえるわけなのですけれども、そういう内容で本当に皆さんは重点地区として、しかも投資に対してもなかなかできないような、そういう企業を核の話をして、確かにこれを開発するためには、この内部ではリウボウさんは核かもしれませんよ。私どもがとらえている核というものは、近隣市町村からのお客さんを呼んできて、そしてここへ足を運んだついでに、このまわりの店舗あたりも利用していただくような、そういう意味での核店舗の誘致であったはずですよ。そうではありませんか。 ○議長(天久嘉栄君) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。確かに平安座議員がおっしゃるように、以前は再開発事業で大きな核店舗を誘致して地域の活性化を図りたいということがあったわけです。それにつきましては、核店舗さんが進出できなかったという経緯もあるわけです。その後、御承知のように中心市街地活性化法ができて、空洞化をした街づくりをしようということがあって、今回の開発につきましては、あくまでも普天間の役所跡地域の開発と、そして先程説明がありましたように、普天間地域のやっぱり起爆剤ということもあって、図っていきたいということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 答弁は短くしていただきたいと思うのですよね。何度も同じことを聞いているのです。ですから、この事業がはたしていいのかどうか、我々は判断をいま迫られているのです。そのためにいま議論をしているわけですよね。身近にこういうものもあるのに、いま本当にこれがいいのかなと、原点の話をしているのです、いま。 だいたいいまのやりとりでわかります。これの必要性、また重点地区だと言いながらも、指摘をしてきたとおり、やはりこの場所だけ、そこに何かをつくらせるだけが目的だと、こう見えてしようがないのですよ。行政財産、協議はされているのですか、どうですか。さっきお答えになっていませんけれども。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時22分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時22分) 水道事業管理者。 ◎水道事業管理者(米須清信君) お答えいたします。旧水道庁舎3階部分は現水道局の行政財産でございますが、今後これからどうするかにつきましては、当局とまた話し合いをしていきたいというふうに思っております。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 行政財産、これは取り壊すということになると思うのですが、それは議決の対象になるのでしょうか。これから提案されるのですか、どっちですか。 ○議長(天久嘉栄君) 総務部長。 ◎総務部長喜瀬昭夫君) お答えを申し上げます。市の旧庁舎については、これから取り壊す予定でございます。なぜかと申し上げますと、御承知のようにこの4階、もう既に増築をこれから始めていきます。その中で旧庁舎については、耐用年数が34年、それから水道局の庁舎が33年か32年かだったと思います。既に老朽化をして、危険性があるという段階で、私どもとしてはこの庁舎が増築完成後は取り壊しするという予定でありましたので、今回のTMO事業が早めに入ってきたので、この辺も関連をしまして、これから取り壊しの準備にかかっていくということになるかと思います。          (平安座唯雄議員「議会の議決事項になっていますかということを、いらいらするな。」と呼ぶ) ◎総務部長喜瀬昭夫君) そのために老朽化で危険性がありますので、議会事項ではないと解釈をしております。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 議会の議決事項ではないと。がらくた扱いをしようというのかわかりませんけれども、行政財産というものはそのようなものではないと私は思うのですけれども、改めてこのやりとりもしていきたいと思います。 時間が本当に皆さんの答弁にとられて、お聞きしたい点がなかなか時間がなくてやりとりができないのですよね。大変困っております。 それでは、もう少し予算に戻してみたいなと思うのですけれども、今回236億7,000万円の予算総額なのですけれども、それに債務負担行為は一部は入っているでしょうけれども、計上されていないと、本年度から13年度にかけてということで、23億6,005万2,000円ですか、があるわけなのですけれども、この債務負担行為の位置づけ、どのようにとらえているのか。私どもは、この大型な無理して組んでいる予算だと私は見ているわけなのですけれども、それにプラスこの債務負担行為を加えますと、今年、来年というのは大変な額になってしまうなと、新たな出費を迫られるなと思うのですけれども、これは長期的な中での債務負担行為を見ているのでしょうか、どうでしょうか。9ページにあります。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時26分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時27分) 企画部長。 ◎企画部長崎間興政君) 債務負担行為についての一般論として申し上げたいと思いますけれども、これは御承知のとおり単年度主義の例外として、当該年度を越えて債務を負担する場合の必要に応じて債務負担行為を設定しているわけでございます。 今回は、9件お願いをしてございますけれども、それぞれ契約との関係で一括契約する必要があるとか、そういった内容等、予算の効率的な執行の面で今回お願いをしてございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) ですから、これが今年、来年にかけて、これが予算に計上されてくるわけですよね。義務づけられて支出をしていかなきゃならなくなっちゃうのですから、この予算を認めてしまえば。そういうことになるわけですね。 いろいろやりとりしたいわけなのですけれども、ひとつ先程いろいろお話がありましたので伺いますけれども、市長は、市長という立場で、また団体は団体の長という立場で、もうはっきり申し上げますけれども、商工会会長というかたちで、何度東京であり、その内地でもいいですよ、中国であり、あるいはそれ以外でもいいです。何度一緒に御同行されましたか。 ○議長(天久嘉栄君) 市長。 ◎市長(比嘉盛光君) お答えします。中国には一昨年になりますか、厦門市との大交易展案内状をいただきまして、商工会は商工会、農協は農協、市は市いただきましたので、その招待に応じて行きました。そして、去年は11月になりますか、軍用地主会、商工会、行政とともに基地跡地利用促進をめぐって、さらにまた財政支援の要請のために参りました。記憶するところでは、この2回でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) お聞きしたのは、確かに表は商工会という名前でございますけれども、代表ということではございますけれども、御承知のように、県内でも大きいほうの市から、あるいは県から事業を受注する立場にあるのですね。やっぱりそういう立場にあると、建設部長であったり、いままでやりとりもされたことなのですけれども、やっぱり節度あるつながりを持たないと、いろんなものが雑音が聞こえてしようがないのですよね。私は、表上はそうであっても、そういう立場の方々とは、やっぱりのりを越える危険性があると思うのですよ。 そして、先程の説明でも、いま進めている事業の代表者も、いまやりとりをしている方なのですよね。だから、そういったところがもういろんなもので、ですから非常に注目をされるかたちなものですから、ひとつ気をつけていただきたいなと、これだけ申し上げて、いま時間ないですから、止めておきます。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時30分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時31分) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) 時間がありませんから、ばっと質疑しますけれども…… ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時31分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時32分) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) 本予算書の145ページ、09番の中心市街地はいまやはり議論をしているところであります。これについて本員が6月からずっと質問しているところなのですけれども、非常に心配をしていますのは、この件は具体的に例えば去年、予算書の中に1,300万円計上されてきました。これは、商工会に対する補助、中心市街地、TMOの立ち上げのための準備資金だということを聞いています。 ただ、このTMO事業、中心市街地活性化計画というものの全体像がどうも議会の中に示されていないような気がするのですね。今年度予算にしてもそうです。これは、いま本予算でやられている普天間ショッピングセンター株式会社への出資金という部分で示され、予算書に資料が載っているだけでありまして、基本的に我々が聞きたかったのは、これまでの一般質問から一般会計まで長い間やってきたのですけれども、ここの中で資料が請求されるたびにしか資料が出てこないのですよ。ですから、いま市長が従来どおり、本来議会と当局が両輪でいきたいということであれば、本当にスムーズに審議をできるような資料、事前にやっぱりいただきたいなと、関連資料については。どうもここに、これはもう市長が政治生命をかけてというか、そういう決意でこれをやっておられる事業だと思うのですよ。そうであれば、やっぱり議会も当局も一緒になってこれは審議していきたい。だから、そこに少しの不安もあっても困る。だから、お1人だけで考えるんじゃなくて、もちろんそれは後ろに当局の方々がいっぱいいるでしょう。議会は議会の立場も持っている部分もあるわけです。そういうかたちでこの問題は本来取り組んでいただきたい。請求されなければ定款も出てこない。そんな状況の中では、我々が非常に審議しづらい。これ与野党の問題じゃないですよ。中心市街地は、これはいまでも言いますけれども、1番議員さん、桃原議員とは、去年の6月からお互いの地域の問題だから一緒にやっていこうなということで我々は話もしてきた。だけども、その資料が我々のところに来ないということは、審議がしづらい。請求しなければ出てこない。これでは非常にやりづらい。 これは、144ページの先程から非常に関連質問ということで、きのうもブーイングが出ていましたけれども、05番の観光物産センターの建設事業、これもおっしゃるとおりなのです。都市機能用地の中で物産センターは位置づけられている。であれば、これを審議するだけでは困るわけですよね。であれば、都市機能用地全体をどうするつもりでおられるのかというのは、ちゃんとした議会で答弁、あるいは質疑をするような時間が本来とられていいんじゃないかと。希望するのですけれども、できればこれは何とか特別委員会をつくって、本当にすっきりしたかたちでそれが進展できるのだったら、すっきりしたかたちで議会を通り抜けていただきたい。何もこれを止めたいというつもりで我々やっているつもりじゃない。ただ、隠れ過ぎるところがあまりにも多過ぎるような気がする。 これだけはもう絶対言わせていただきたいと思って、議長にはお願いをしました。というのは、皆さん方のこの示されているのが中心市街地活性化計画の策定されたものだと、この資料だとおっしゃるのであれば、これのどこに実施計画に予算化されているのですか。幾つかありますよ。例を言わせれば、平成11年度から13年度までに17本、ここの中に入っています。資料を示させていただければ、ここの中で51ページ、中心市街地活性化計画の51ページからこれは58ページまで、かなりの本数が入っている事業がある。11年から13年まで、実施計画も11年から13年までです。これ17本あります。17本に何本入っているか、お答えいただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時35分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時35分) 市民経済部長。 ◎市民経済部長石川幸栄君) お答えを申し上げます。おっしゃるように現段階では、普天間役所跡地の中心市街地の中では開発ということがあるわけですけれども、ほかの事業につきましては、再三呉屋宏議員からも3月議会でしたかな、去年の6月議会でもそういうお話がありまして、今後私どもとしては協議会、あるいは中心市街地に絡むそういう会を設置をいたしまして、順次進めていきたいというふうに考えているわけです。そういうことで現段階では、普天間の役所跡地を進めているということでございます。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) ですから、去年の6月から本員は質問をしているわけですよ。この計画を見て、非常に夢がある計画だと私は前にも言ったはずです。 去年でしたか、実施計画が配られた。いの一番にこの中心市街地を見てみた。残念ながらそこの中で皆さん方が言われているのは、ビルを建てるだけじゃないのかと言われるのは、実施計画を見ればだれでもそういうふうに思うのですよ。だから、真剣に街なか再生事業だってこれやっていただきたい。普天間2区の事業ここに入っていますよ、街なか再生ということで。しかし、よく読んで見ると、核ビルを造るということだけじゃないですか、これは、11年から13年度まで。問題は、これは82ヘクタールの事業ですよ。ですから、実施計画の中に本当に入れるつもりでいるのかどうか、その辺企画部長きっちりお答えいただきたい。 ○議長(天久嘉栄君) 企画部長。 ◎企画部長崎間興政君) 基本構想に基づく実施計画の件でございますけれども、御承知だと思いますけれども、実施計画は、それぞれの各分野の基本計画等がかなりあります。中心市街地だけじゃなくて、これも一般論として申し上げますと、そういったことも踏まえながら、実施計画としては当該年度の財政等も踏まえて、そういった趣旨も生かされるように、また議会で議論されたことについても、私達はまた念頭に起きながら、できるだけのまたそういった配慮もしていきたいということで、また実施計画というのは毎年ローリングしますので、必ずしも現年度に入っていないからということで、これは直ちに後年度も無理だということではございません。毎年度、財政状況等あるいは事業の熟度等を加味しながら、実施計画を進めてまいりますので、そういった配慮の中で対応していきたいというふうに考えています。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) では、部長、もう一つ言います。私は、今度の一般質問でこの国際学園都市の推進というのをやりました。この扱いと中心市街地のこの計画は同じということですか、明確にお答えください。 ○議長(天久嘉栄君) 企画部長。 ◎企画部長崎間興政君) 中心市街地の実施計画、これについてはやはりこれから予算を具体的につける場合の前提として、基本構想に基づく実施計画での採択が必要でございます。それぞれ活性化基本計画の中での実施計画も配慮しながら、当然財政というものはその年度によって変わってくるわけですから、具体的なそういった裏づけについては、基本構想に基づく実施計画の中で策定をするということです。 ○議長(天久嘉栄君) 呉屋宏君。 ◆9番(呉屋宏君) 時間もないですから、ただ私は、こういうものを出される。非常に夢がある。指針、行政は船着き場はどこなのかということを示さなければ向かっていけないということもわかります。どこに向かっているのかという指針にしたいのだということもわかります。しかし、我々議会から見ますと、ここの中に明確に書かれているのですよ。11年から13年度までにやるのが17本と入っているのです。でも、これには13年度までの実施計画の中には、核ビル以外は入っていない。そして、いいですか。11年から17年までにやる事業がここの中には、実施計画の中には10本入っている。皆さんのすべてのこの事業、これだけあるもの、21年以降はないですよ。すべて20年までに終わっている。計画は、あくまでも計画だと言われればそれで済むのですけれども、それだけ普天間中心市街地の活性化に夢を持って、政治生命をかけてやっておられるのであれば、私はこの実施計画にもっと反映してほしかったなという思いがするわけです。 ですから、その辺はこの基本計画、実施計画、あまりずれがあっては、これは我々議会に示したかたちにならない。だから、すべてのスケジュールも示していただきたいと言っているのです。時間ありませんから終わります。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後0時42分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後0時43分) 本件については質疑も尽きたようでありますので質疑を終わり、討論に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。          (「採決入る前に休憩」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後0時44分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後1時02分) 休憩前に引き続き会議を進めてまいります。 議案第6号に対する討論を許します。まずは、反対討論から。平安座唯雄君。 ◆30番(平安座唯雄君) 時間に時間をかけて審議をしてきました議案第6号 平成12年度一般会計予算のいよいよ、いままさに結審に入っているところであります。 反対の立場で討論をいたしたいと思います。まず、今回の予算につきまして、236億7,000万円余の額の予算でございますけれども、まず予算の組み立て方について、大変疑問を持っておりまして、質疑の中でお尋ねする中でも申し上げましたけれども、今回、特に目についているのがやっぱり基金の取り崩しの繰入金というものが目にあまって、積立金自体が底をつかんとしている中で、予算を組んでおられる。 そしてさらに、市債、法律上は市債というものは起こせることにはなっているのだけれども、いたずらに市債は起こしていいものではないと、こういう考え方を常々持っております。市債についても12億3,000万円余の市債でございます。 それから、債務負担行為についても12年度、13年度、次年度にまたがって、支出を新たに迫られるものが23億6,000万円余が今回の予算に計上されております。景気が悪い中ですから、できるだけ大型の予算を組むということは理解はするわけでございますけれども、しかしこれはただそれだけの内容で予算を組まれたのでは、後々大変なことになってしまうなという感じがしております。考え方としては、その予算の中には多くの市民が待ち望んでいるのも当然ありますし、予算というものは市民のためのものであるわけですから、速やかに可決をしたほうがいいというものは何もみんなと変わらないつもりではありますけれども、しかしなんといっても質疑、やりとりの中で目に見えて最悪の予算等も計上されている。それが目にあまる。修正すればいいかなという思いもしたわけでございますけれども、修正の内容で事が足りるというほどのものではないと見て、私どもは、この予算すべてにおいて、一応は反対をし、新たに暫定でも組んで、組み替えてでも新しい予算を提示していただきたいなという思いでございます。 一部、特に重要視しているものは、出資金というかたちで投資という、あるいは助成という位置づけのようなのですけれども、このものについてはいくら法では232条の2では許されるとはいっても、これも無制限に許されるものではない。定款等も資料として出されておりますけれども、この事業内容、目的を見ても、この自治法でうたっている出資もしてもいいですよというものからすると、大きく外れている企業であります。それを82ヘクタールの中心市街地活性化法に則って、該地域を開発するのだというタイトルは大変すばらしいのだけれども、いままで審査した中では全くそのものは見えない。見えないどころか、あくまでも旧庁舎跡地の開発が目的であるというのがはっきり見えたわけですから、そいった内容の特定な企業と申し上げてもいいかと思いますけれども、5,300万円余の出資をするということには、絶対反対でございます。 よく言われますけれども、5,300万円あれば5億3,000万円余の補助事業ができるのだとよく言われているわけで、5,300万円を他に回すことのほうがもっともっと宜野湾市の活性化にもつながるし、ひいては普天間地区の活性化にもつながると本員は考えております。 細々申し上げたいことはいっぱいございますけれども、とにかくこの予算の組み方というものが常軌を逸していると言わざるを得ない。最初に申し上げたように、借金で賄う、これはこれから後年度の負担を増やしているだけで、後年度分を先取りというのですか、繰り上げて使ってしまっているという、この責任は大変なものであるし、これはこれから子や孫の大きくツケになっていくと、こういう趣旨からしまして、私は新たな予算の組み替えまで要求をする意味で、すべてに反対という立場でございます。 以上申し上げまして、反対討論ということにするわけでございますけれども、議員諸公の賛同もいただきたいなと、ひとつ私が最近読んだものの中に、申し述べさせていただければ、つけ加えたいと思うのですけれども、議会制民主主義の大変いいところは、多数決の原理というもの、これ評価もされております。しかし、これは結論を出すときに、ただ多数で決めれば何でもよかれというものが、やっぱり多数の横暴ということもよく言われるのですが、そのあたりをよく指摘をされるのです。 一例申し上げますと、例えば学校関係、よく問題ございますけれども、30人の子供達がおって、先生が1人おって、先生が勉強しようという、子供達は30人が勉強したくない…… ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時10分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後1時10分) ◆30番(平安座唯雄君) 最近読んだ本で見ておりますけれども、ひとつ分権時代、お互いが責任を持って、これからの21世紀を乗り切っていくという、そういった姿勢を持つことは大事で、そのためには何といっても財政の立て直しをしないことには、今後が大変だと、改めてこの点を強調して、本6号の予算には反対討論といたしたいと思います。以上でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 次に、賛成討論を許します。前川朝平君。 ◆27番(前川朝平君) 平成12年度の一般会計の中で、野党として賛成討論のできる喜びを改めて感じております。 と申しますのは、これだけ236億7,000万円余ある予算の中で、活発にどうすれば宜野湾市民のために、どうすれば住民福祉のためになるかということを真剣に議論を戦わせての結果、賛成討論、反対討論、野党の中から出るということに対して、まじめに議論をしてきたあかしであるということで誇りを持っております。その中で賛成の立場で討論させてもらいます。 本年度の一般会計予算については、泣き泣きの限られた財源の中でこれだけの予算を組むということは、いろいろと当局は苦慮されたことと思っております。その最小の経費で最大の効果をあらしめるために、これだけの予算を組んで市民の福祉向上が図られるとするならば、賛成せざるを得ません。 しかし、長い期間での議論を進めていく中ですべてが賛同できるもの、あるいはまた議会の一般質問やあるいは議論、一般会計の審議の過程で、おのおのの議員から指摘されたことは、当局もしっかりとそれをかみ砕いていただいて、この予算の中で何が誤解を与えたか、何が不適切であったかを十分反省していただきたい。特に議員から指摘のありました目的基金の繰り替え運用の問題、法的に問題があるんじゃなかろうかという指摘等もありました。十分検討していただきたい。 それから、観光物産センターの件、この件については計画というものは、行政の中で計画というものは、まず事業主体、あるいは中身はどういったものでどういったことをやりたい。これだけの資金をかけるからには、かけた資金がどれだけ市民の幸せに、あるいは市民の商業活性化につながるか、その効果というものをしっかり見きわめる中で計画をしていただきたい。ただ、箱物をつくって予算を通していく中で、今後検討していくという答弁がありましたけれども、それはいささか行政としては適正な計画のあり方じゃないんじゃないかという指摘をしておきたいと思います。 それからもう一点、中心市街地活性化事業、この件についてもたくさんの議員の中から指摘がございました。この中でもそのプロセスの問題、手法の問題、あるいは主体性の問題等々たくさんの指摘がなされております。特に商工会と市行政との関係、その件についても多くの指摘がなされております。その件も当局は反省していただきたい。 次に、この予算が、かけた236億円の予算が平成12年度において、宜野湾市民の福祉向上に役立つ、あるいはまた福祉向上のためになるということでありますので、本員はこの件について賛成、平成12年度の予算については賛成していきたいというふうに思います。以上でございます。 ○議長(天久嘉栄君) 次に、反対討論。又吉清義君。 ◆29番(又吉清義君) 議案第6号 平成12年度宜野湾市一般会計予算について、反対の立場から討論いたします。 細かいことを抜きにして、今定例会においての予算のあり方は、事業のあり方、事業計画等について、また予算のあり方等についても市民を十分納得させるには、あまりにも不十分で悔いの残る予算編成になると解されます。もう一度最小限の経費で最大限の効果を生み出すためにも、再度組み直してもらいたいと思います。 がしかし、議員諸公の皆様方には、あまり忙しくて時間がないとのことでありますので、以上をもって反対といたします。 最後に、十分審議されなかったことを残念に思います。 ○議長(天久嘉栄君) 次に、賛成討論。新垣清涼君。 ◆2番(新垣清涼君) 議案第6号 平成12年度宜野湾市一般会計予算、236億7,000万円の予算について、賛成の立場で討論をいたします。 本予算は、12年度における市庁舎の増築事業や少子化対策事業、それからあしたからスタートする介護保険事業など、市民福祉をさらに前進させるための予算が組まれており、また中心市街地活性化法を受けてのTMO普天間の立ち上げなど、地域活性化のための事業も組まれております。 当局においては、この事業に、予算に主体的に、そしてさらに精力的に取り組まれるものと信じております。計画をさらに成功させるために一生懸命取り組んでいかれることを期待して、賛成の討論といたします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時18分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後1時18分) 討論も尽きたようでありますので討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第6号を起立により採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (起立多数)(賛成26:反対2) ○議長(天久嘉栄君) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 進めてまいります。日程第2.閉会中の継続審査申し出について、総務常任委員会。日程第3.閉会中の継続審査申し出について、建設常任委員会。日程第4.閉会中の継続審査申し出について、経済民生教育常任委員会。以上3件を一括して議題といたします。 ○議長(天久嘉栄君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時20分) ○議長(天久嘉栄君) 再開いたします。(再開時刻 午後1時20分) 本3件については、委員会の申し出のとおり認めることに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、本3件については委員会の申し出のとおり認めることに決しました。 お諮りします。今期定例会において議決されました各事件については、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」という者あり) ○議長(天久嘉栄君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 以上をもちまして、本日の全日程が終了いたしました。これにて第269回宜野湾市議会定例会を閉会いたします。大変御苦労様でございました。(閉会時刻 午後1時21分) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。       宜野湾市議会          議長        天久嘉栄          副議長       上江洲安儀          会議録署名議員   桃原 功          会議録署名議員   平安座唯雄...